親子のコミュニケーション

平成28年現在、私は福祉事務所で相談員として従事しています。

そこにはさまざまな理由から、社会と繋がることが出来なくなった方々との出逢いがあります。 人を信じられなくなった人。
自信を失った人。
人生を諦めかけている人。
生きる意味を持てなくなった人・・・。
同じ人は存在しません。

悩み苦しみ立ち止まっている状況が、それぞれの人生を形成しています。

もう一度人を信じてみよう、もう一度やってみよう、もう一度顔を上げて、自分らしく生きてみようと思えるためのカウンセリングを日々心がけています。

 

昨今目を覆う出来事が、様々なメディアで取り上げられています。

カウンセラーをはじめ多くの専門職に、それを委ねられることも少なくありません。

親子の問題でありながら、兄弟や夫婦、或は教育現場や社会問題にまで発展することもあります。 虐待・ネグレクト・DVなどが因子となり、いじめ・不登校・引きこもり・退学・家出・万引き・暴力・犯罪などに陥ることがあります。

当事者の中には疾患・障がいが隠れていることも見受けられます。

それを理解されずに、Xのレッテルを貼られ、諦められることで当事者自身も諦め、開き直る負のスパイラルが生じています。

保護者や家族だけで抱え込み、誰にも相談できずに苦しんでいる方々が多く存在するのも事実です。

何かにすがりたい・誰かにすがりたい・話を聴いてもらいたいと感じた時の温かい居場所の提供をしています。

絡み合った糸をほぐす、掛け違ったボタンを元に戻すために、コミュニティで悩みをシェアすることで問題を解決するお手伝いをすること。 或は個人カウンセリングでの問題解決に取り組んでいます。